なんでも撮ろう2015年06月13日

 今日の予定。深泥池、宝ヶ池、桂川・・。何を撮ろうという確たる目的はない。強いて言えば、何でも撮ろう・・、だ。
 深泥池には10時ころに着いた。深泥池の横の道を車で通ったことは何度もあるが、池の周辺を歩くのは初めて・・。冬場ならミサゴがよく来ているみたいだけど、今のシーズン何が撮れるのか・・。しばらく行くとカメラを持った二人組。「何を撮ってるんですか」「トンボです」
 では、ぼくもトンボを・・・、チョウトンボがたくさん飛んでいたのでカシャ。
チョウトンボ
 それからは林の中でひたすら野鳥を待つことにする。カワセミの止まりそうな枝が見え、かつ他の野鳥が水浴びに来そうなちいさな流れが見え、かつ茂みも見える場所にカメラを据えた。水浴びに来た鳥は、ヤマガラ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、みなさんには申し訳ないけどスルー。
 茂みではイカル。イカルも珍しい鳥ではないけどとりあえずカシャ。
イカル
 カワセミは3度目撃した。1度目はトンボを撮っているときに目の前を横切った。2度目はカメラを設置した場所から離れて、何かいないか歩いていた時、葦に止まっているところに遭遇。目があった瞬間、逃げて行った。3度目はカメラをかたずけ帰り道、池に飛び込むところを目撃。
 このあいだ、京都からカワセミが消えたと、大げさな言い方をしたが、いるところにはいる。
 次は宝ヶ池。冬場にはオシドリがいるが、この季節は何がいるのか。池の周りを歩き始めてすぐにエナガをみつけたがスルー。宝ヶ池には野鳥の森があって、観察小屋もある。木の壁に観察窓のついたアレ・・。何度か行っているが、そこで野鳥を見たことがない。野鳥の森というより野鳥のつもりだ。でも、世の中なにがあるか分からない、寄ってみる。観察窓を覗く。野鳥ではなく野生の鹿がいた。
野生の鹿
 世の中何があるか分からないが、野鳥は予想通り何もいなかった。
 次は桂川、先日のゴイサギが魚を獲るところを撮れればいいのだが・・。桂川に着いた頃には曇っていて、夕立でも来そうな気配。さっさと撮って帰ろう!いたいたゴイサギちゃん。魚を撮る気満々なんだけど、この姿勢で10分、15分動かない。水泳選手なら失格だ。
獲る気満々
 で、飛びこんだと思ったら失敗。
漁失敗
 ゴイサギに教えてあげたい。足からいってもだめだ、カワセミみたいにクチバシからいかないと・・・!
ゴイサギの滝登り
 この後も魚は獲れず・・。ゴイサギの撮影は終了。婚姻色のコサギをカシャ。
コサギ
 この後、魚をゲット。ちょっと地味、後姿・・・。
 今日は昆虫から哺乳類まで・・!

また、何でも撮ろう!



サンコウチョウを撮ろう2015年06月10日

 サンコウチョウを撮ろう・・、といっても何処にいけば撮れるのか、知っているわけではない。ある人から「〇〇へ行けば撮れるよ」と教えてもらったけど、そのあとに「私から聞いたとは言わないでね」とも言われた。そう言われると、そこへのこのこ出かけるのも、何か気が引ける。
 サンコウチョウは沢沿いの薄暗い林の、葉の少ない細い枝に巣をかける。〇〇も沢沿いだ。西山の沢沿いを歩くことにした。撮れる見込みはほぼゼロ。一日かけて何も撮れないのはくやしいので、サンコウチョウのまえに、大沢池に行ってみた。運がよければカワセミも撮れる。行ってみると二人先客さんがいた。何を撮っていたのかは分からないけど・・。ここでは抱卵中のカイツブリと、巣の見張りをしているアオバズクを撮った。カワセミはいなかった。カイツブリはどの角度から見ても抜けるところがなく、いちばんましなところでシャッターを切った。アオバズクはずっと寝ていたが、少し横を向いたので横顔を撮った。
カイツブリ

アオバズク
 さて、では沢沿いを歩こう。片道3kmの細い道を往復する。たよりはサンコウチョウのさえずりだけ・・。「ツキヒーホシホイホイホイ・・」でも鳥のさえずりもほとんど聞こえなかった。一度だけサンコウチョウが遠くで鳴くのが聞こえた。それだけだった。
 沢の入り口に止めていたバイクに乗り、別の沢沿いの林道を行くことにした。10kmほど奥に入ると鳥の声が聞こえた。エンジン音の合間に聞こえるくらい近かった。なんの鳥か確認するために、バイクを止めエンジンを切り、ヘルメットを脱いだ。「ツキヒーホシホイホイホイ」サンコウチョウだ。すぐ近くで鳴いている。声の方を見ていると、アッ、飛んだ。すぐにカメラの支度をする。地面は湿った腐葉土みたいで、カメラバッグを置くのがためらわれたが、そんなことは言ってられない。支度中も声の方を見ていた。また飛んだ。
 カメラの支度が出来た。また飛んだ。でも木の陰で見えない。そうこうしているうちに鳥の声がだんだん遠ざかる。そして聞こえなくなった。しばらく待ったが帰ってこなかった。結局、撮ることは出来なかった。・・が、収穫はあった。この近くに巣がありそうな気がする。また来ることにした。
サンコウチョウの鳴いていた林
 帰り道、桂川の堤防を走っていると、堰にゴイサギがいた。撮ることにした。こういう時、バイクは便利だ。路肩にバイクをとめ、河川敷に降りた。堰の流れの急なところで魚を獲ろうとしているが、流されそうになっているところをカシャ。
ゴイサギ

ゴイサギ
 ゴイサギは漁が下手だ。見逃し三振ばかり。ゴイサギの横にいたコサギは一回で魚を獲った。ガッツポーズ・・!
コサギ
 サンコウチョウを撮ろうと出かけたが、ゴイサギの写真が一番多かった。まあ、相手は鳥、思うようにならなくて当たり前。また、あした・・・!
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