なんでも撮ろうⅡ(カイツブリの子育て)2015年06月17日

 先週、沢の池に行った。午後2時ごろだった。昔はバイクで奥まで入れたけど、乗り入れ禁止になっていた。バイクを泊め、徒歩で奥へと向かう。目的は探鳥。いろいろといたが、カメラを向けると逃げられるという繰り返しで、何も撮れなかった。ドラミングが何度も聞こえた。
沢の池

 ということで、今日は午前中からドラミングの主を探しにやってきた。着いてすぐにドラミングが聞こえた。結構近かったけど主の姿は見えない。なにか他の鳥はいないか探すが、それより目についたのが蝶。
ルリタテハ
 羽根を広げたところを撮れないか移動したら、飛んで行った。次は蛾。
ヒョウモンエダシャク
 どちらもピンアマですみません。次に発見したのは昔の町人。
町人
 何かのロケがはじまるみたい。ぼくのバイクは町人さんのずっと向こうに置いてあるので、撮影が始まるまでに帰らないと・・。町人さんを過ぎると、甲冑姿の武者(エキストラ)、武田菱ののぼり。その人たちを過ぎると、スタッフを仕切っているような人がいて聴くと、今日で3日目らしい。BSNHKの時代劇らしい。
 先週に比べ、鳥がいないと思ったら、ひょっとしてこれが原因かなあ。けっこうワイワイやってるから・・・・。
 あきらめて帰ることにした。帰り道に菩提の滝というのがあるので撮って帰ることにした。
菩提の滝
 まだ2時過ぎ、帰るには早いので、大沢池に寄って見た。アオバズクのヒナはまだ先だが、カイツブリはどうか。
カイツブリ
 ヒナが5羽。人の話では朝は4羽だったらしい。カイツブリのヒナは、親鳥の翼の中に入ろうとする。
翼から顔を出すヒナ
 このあとアオバズクも見に行ったが寝てました。
アオバズク


サンコウチョウを撮ろう2015年06月10日

 サンコウチョウを撮ろう・・、といっても何処にいけば撮れるのか、知っているわけではない。ある人から「〇〇へ行けば撮れるよ」と教えてもらったけど、そのあとに「私から聞いたとは言わないでね」とも言われた。そう言われると、そこへのこのこ出かけるのも、何か気が引ける。
 サンコウチョウは沢沿いの薄暗い林の、葉の少ない細い枝に巣をかける。〇〇も沢沿いだ。西山の沢沿いを歩くことにした。撮れる見込みはほぼゼロ。一日かけて何も撮れないのはくやしいので、サンコウチョウのまえに、大沢池に行ってみた。運がよければカワセミも撮れる。行ってみると二人先客さんがいた。何を撮っていたのかは分からないけど・・。ここでは抱卵中のカイツブリと、巣の見張りをしているアオバズクを撮った。カワセミはいなかった。カイツブリはどの角度から見ても抜けるところがなく、いちばんましなところでシャッターを切った。アオバズクはずっと寝ていたが、少し横を向いたので横顔を撮った。
カイツブリ

アオバズク
 さて、では沢沿いを歩こう。片道3kmの細い道を往復する。たよりはサンコウチョウのさえずりだけ・・。「ツキヒーホシホイホイホイ・・」でも鳥のさえずりもほとんど聞こえなかった。一度だけサンコウチョウが遠くで鳴くのが聞こえた。それだけだった。
 沢の入り口に止めていたバイクに乗り、別の沢沿いの林道を行くことにした。10kmほど奥に入ると鳥の声が聞こえた。エンジン音の合間に聞こえるくらい近かった。なんの鳥か確認するために、バイクを止めエンジンを切り、ヘルメットを脱いだ。「ツキヒーホシホイホイホイ」サンコウチョウだ。すぐ近くで鳴いている。声の方を見ていると、アッ、飛んだ。すぐにカメラの支度をする。地面は湿った腐葉土みたいで、カメラバッグを置くのがためらわれたが、そんなことは言ってられない。支度中も声の方を見ていた。また飛んだ。
 カメラの支度が出来た。また飛んだ。でも木の陰で見えない。そうこうしているうちに鳥の声がだんだん遠ざかる。そして聞こえなくなった。しばらく待ったが帰ってこなかった。結局、撮ることは出来なかった。・・が、収穫はあった。この近くに巣がありそうな気がする。また来ることにした。
サンコウチョウの鳴いていた林
 帰り道、桂川の堤防を走っていると、堰にゴイサギがいた。撮ることにした。こういう時、バイクは便利だ。路肩にバイクをとめ、河川敷に降りた。堰の流れの急なところで魚を獲ろうとしているが、流されそうになっているところをカシャ。
ゴイサギ

ゴイサギ
 ゴイサギは漁が下手だ。見逃し三振ばかり。ゴイサギの横にいたコサギは一回で魚を獲った。ガッツポーズ・・!
コサギ
 サンコウチョウを撮ろうと出かけたが、ゴイサギの写真が一番多かった。まあ、相手は鳥、思うようにならなくて当たり前。また、あした・・・!
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